本を出す方法 出版寺子屋

このブログでは、本を出す方法を、 丁寧にお伝えします。 商業出版で本を出すことを目指します。 また、 「誰でも本を書ける」 「誰でも本を出せる」的な無責任な言葉で、 高額な出版プロデュースに 誘導するようなこともいたしません。 このブログは、 そのような怪しさとは一切無縁です。 そのことは、ハッキリとお約束します。

本を出せると、本を書けるは、まるで違う。

 

 

 こんにちは、

のんびり出版プロデューサーの、

おかのきんやです。

 

本を出せると、本を書けるは、

まるで違うということを、

お話しします。

 

 

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(^-^)ノ「本は誰でも出せる!」

 

  • だから出版しませんか?
  • 共同出版をしませんか?
  • 出版セミナーを受けませんか?
  • 出版プロデュースを受けませんか?

 

というような、コピーを見たことがあるとおもいます。

 

「本は誰でも出せる!」

 

このコピー、

半分はあっているけど、

半分は、違うと思います。

 

 

まず、

「本は誰でも出せる!」というのは、

ちょっと言葉が足りません。

 

正確には、

「お金を出せば、

 本は誰でも出せる!」

 です。

 

さらにいえば、

「高額なお金を出せば、

本は誰でも、必ず出せる!」です。

 

 

現に、1000万円出せば、

必ず本を出してくれる会社があります。

検索すれば、すぐに出てきます。

 

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それも、自費出版ではなく、

商業出版としてです。

 

そういう意味で、

「本は誰でも出せる!」というコピーは、

半分はあっているけど、

半分は違うというわけです。

 

さらに、

「本は誰でも出せる!」というコピー、

もうひとつ、

「あ、そうだったのか」

という、面があります。

 

それは……。

 

 

「本は誰でも出せる!」イコール。

 

 

「本は誰でも書ける」ではないことです。

 

ちょっと、錯覚をしてしまいますが、

 

「本は誰でも出せる!」と、

「本は誰でも書ける」は、まるで違います。

 

 

「本は誰でも出せる!」は、可能ですが、

 

「本は誰でも書ける」は、誰にでもできるわけではありません。

 

 

 

 

(^-^)ノ「本は誰にでも書けるわけではない」

 

本を一冊、自分で書くためには、

それなりの、才能とやる気が必要です。

誰でも書けるなどといえるような、

そんな安易ものではありません。

 

自費出版ならともかく、

出版社という、企業が、

何百万も投資してくれる本を、

誰でも書けるわけがありません。

 

 

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それなのに、なぜ、

「本は誰でも出せる!」と、

言い切っているのでしょうか?

 

それは、

こういうわけがあるからです。

 

そのわけとは……………………。

 

……………………。

……………………。

……………………。

……………………。

 

原稿を書けない人には、

ライターを用意してくれるからです。

 

 

 

(^-^)ノゴーストライター。

 

いわゆる、ゴーストライターです。

 

自分で書けなくても、

ゴーストライターが書いてくれます。

 

もちろん、ゴーストライターには、

原稿料を支払わなければなりません。

 

さきほどの、

1000万円出せば、

必ず本を出してくれる会社の場合、

1000万円の中に、

ゴーストライターに支払う

原稿料も含まれています。

 

だから、お金があれば、

原稿を書けなくても、

「本は誰でも出せる!」なのです。

 

具体的にいえば。

 

出版社ではない、

エージェントなどの場合。

 

あなたが

書きたいテーマがあれば、

ライターが、

あなたにインタビュー形式で、

そのテーマについて、

取材してくれます。

 

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ライターは、

最短、

数時間の取材で、

ひと月ほどかけて、

一冊書くこともできます。

 

その場合の、ライターの報酬は、

30万円〜60万円です。

 

数時間の取材を、

何回か繰り返す場合が、

一般的です。

 

取材に、

時間をかければかけるほど、

利益率が悪くなるので、

各社、

その塩梅には、

気を使っているはずです。

 

大手の出版社の場合。

本人が書きたいと言っても、

あえて、積極的にライターを

使っているところもあります。

 

なぜなら、素人の原稿よりも、

プロ中のプロである、

熟達したライターの方が、

遥かに素晴らしい

原稿を書けるからです。

 

さらに、

プロのライターの場合、

仕上がりの時間も

 

はっきりと読めます。

〆切りが、ひと月後となれば、

必ずひと月で書き上げます。

 

ところが、素人の場合、

ひと月後と約束しても、

のびのびになったり、

途中で放棄してしまう人もいます。

 

そのような、リスクをさけるためにも、

プロのライターをあえて使います。

 

ちなみに、

この出版社は、

ベストセラーを連発しています。

 

このような出版社の場合、

著者は、

ライターにお金を払う

必要はありません。

 

ただし、

印税が10%の場合、

ライターに、4%、自分は6%と、

印税配分して契約したりします。

 

印税は減りますが、

お金は一切かかりません。

 

というわけで、

今回は、本を出せると、

本を書けるは、

まるで違うということを、お話ししました。

 

 

それでは、また、お会いしましょう。

さよなら(^-^)ノさよなら(^-^)ノ

 

      おかのきんや拝

 

憬れの対象を持とう。

 

 

 

こんにちは、

のんびり出版プロデューサーの、

おかのきんやです。

 

きょうは、出版で大切な、

憬れの対象を持とう。

ということについて

お話しさせていただきます。

お役に立てば幸いです。

 

 

 

『白雪姫』は

50回以上見ました。

 

 

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しかし

いちばん多く見たのは

『バンビ』で、

 

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朝から晩まで

映画館に座っていました。

全部で何回見たか、

おぼえていませんが、

130回は見たと思います。

 

 

手塚治虫が、

 ディズニー映画『バンビ』を

何回観たかと聞かれたときの返事。

 

 

 

 

(^-^)ノ【憬れに燃える】

 

あなたは、同じ映画を

130回見たことがありますか?

 

現在なら、DVDを一枚買えば、

それも可能です。

 

ところが、一昔前には、

映画は映画館でしか

観ることができなかったのです。

 

同じ映画を130回見る場合は、

130回映画館まで

足を運ばなければなりませんでした。

 

130回料金を

支払わなければなりませんでした。

 

(^-^)ノ【130の視点】

 

 『バンビ』は、

昭和26年(1951)に日本で公開されました。

手塚先生がまだ関西在住で、

ジャングル大帝』を描き始めたころです。

 

ディズニーは、

手塚治虫の憬れの対象でした。

中でも、 

もっとも回数多く見たのが

ディズニーの漫画映画が『バンビ』でした。

 

大阪で『バンビ』が封切られたとき、

手塚先生、初回から最終回までの

指定席券を買いました。

 

さらに、お弁当を3つ持ち込んで、

一日中、『バンビ』を観続けました。

 

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『バンビ』の追っかけとなり、

東京の映画館はもちろん、

あちこちの映画館を渡り歩きました。

 

映画館の暗闇の中では、

スケッチブック片手に

動物の形や動きを模写しました。

それを、

『ジャングル大帝』に生かしたのです。

 

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後年、

その『ジャングル大帝』をモデルに、

ディズニーの

『ライオンキング』が産まれるとは、

そのときの手塚先生、

夢にも思わなかったでしょうね。

 

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ディズニー側は、このことを否定していますが、

里中満智子さんを始め、

多くの漫画家たちが、

『ライオンキング』は、

『ジャングル大帝』の模倣であると、

述べています。

 

ちなみに、ネット上では、

このようなシーンの類似を指摘する

方もいらっしゃいます。

 

左側が『ジャングル大帝』 右側が『ライオンキング』です。

 

 

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もっとも、

ディズニーの

『ピノキオ』の

木の人形をロボットにアレンジしたり、

『ミッキーマウス』の

髪型をアレンジたりと、

『鉄腕アトム』も、

ディズニーに、かなり影響されています。

 

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良いものが刺戟しあい、

相乗効果をあげながら、

向上していく。

 

どんなジャンルに限らず、

それは共通しています。

 

 

(^-^)ノさて、手塚先生130回、

ただ繰り返して

見るわけではありませんでした。

 

見るたびに、違う視点から見ていたのです。

130の視点から研究していたのです。

 

ある回は、

「なぜこんなに人気があるんだろう」と、

ストーリーを分析します。

 

さらに、ある回は、

「次のところでお客は絶対に笑うぞ」と、

観客の反応を予測します。

 

さらに、別の回では、

「ああ、やっぱり、みんな泣いているな」と、

観客の反応を確認します。

 

分析、予想、確認を繰り返していたのです。

 

『バンビ』という1つの素材を

研究し尽くしたのです。

 

研究するだけではなく、

一観客となり、

『バンビ』の楽しさと

、感動を味わい尽くしたのです。

 

こうして、『バンビ』から

濃密な「知識」「智恵」「ノウハウ」

を吸収したのです。

 

漫画とアニメへの「情熱」を

インプットしていたのです。

 

 

 

(^-^)ノ【数稽古】

 

「数稽古」ということばがあります。

学力や能力を、上達させたいのなら、

理屈に捕われず、体でぶつかり稽古をしなさい。

 

それも、

繰り返し、繰り返し、

数多く稽古をすることが、

上達への一番の早道であるという意味です。

 

この数稽古、

「手塚治虫式・数稽古」にすると、

上達スピードが加速します。

 

「手塚治虫式・数稽古」とは、

おなじ稽古でも、漫然と繰り返さず、

常に、違う視点から取り組むことです。

 

努力の質を変えつづけると、

非凡な結果を

産みだすことができるのです

 

 

 

(^-^)ノ【数十年後の数稽古】

 

時は流れ。

手塚先生、40代も半ばになると、

大きな悩みごとがでてきました。

それは、キレイな丸が

描けなくなってきたことです。

 

漫画を描く場合、

丸は、全ての線の基本です。

手塚治虫は、

フリーハンドで正確な

正円を描くことが出来ました。

 

それが描けなくなってきたということは、

明らかに描く能力が

老化してきたということなのです。

漫画家生命にも、関わることです。

 

ある深夜、

アシスタントが仕事場にいくと、

手塚先生がトレース台に向かい、

真剣なまなざしで

何かを模写している光景を目撃しました。

 

 

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アシスタントが見つからないように、

そっと覗くと、

 

手塚先生、

なんと、

『バンビ』を

模写していました。

まだ、数稽古を

続けていたのです。

 

老いを迎えた手塚先生。

 

でも、漫画に対する情熱は、

『バンビ』を130回も見たあのころと、

何も変わっていなかったのです。

 

 

いかがでしょうか。

きっと、みなさんの、クリエイティブな部分が

触発されたのではないでしょうか。

 

それでは、また、お会いしましょう。

さよなら(^-^)ノさよなら(^-^)ノ

 

   おかのきんや拝