本を出す方法 出版寺子屋

このブログでは、本を出す方法を、 丁寧にお伝えします。 商業出版で本を出すことを目指します。 また、 「誰でも本を書ける」 「誰でも本を出せる」的な無責任な言葉で、 高額な出版プロデュースに 誘導するようなこともいたしません。 このブログは、 そのような怪しさとは一切無縁です。 そのことは、ハッキリとお約束します。

「伝える」は「伝わった」ことで、 初めて「伝えた」になるのです。

 

 

こんにちは、

のんびり出版プロデューサーの、

おかのきんやです。

 

きょうは、出版で大切な、

「伝える」は「伝わった」ことで、

初めて「伝えた」になるのです。

ということについて

お話しさせていただきます。

お役に立てば幸いです。

 

 

 

「創作者にとっては・・・

 作品のメッセージが

 相手に通じることほど、

 うれしい報酬はない」

 

アニメ『ジャンピング』が

ザグレブ映画祭で、

グランプリを受賞したときの

手塚治虫の言葉。

 

 

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(^-^)ノ【メッセージを伝える】

 

あなたが、誰かに用事を頼んだ。

ところが、

相手は、そのことを忘れていた。

そこで

「言った」「言わない」のトラブル発生。

そんな経験ありませんか?

 

それって、あなたは確かに用事を

「伝えた」のですが、

相手には「伝わっていなかった」のです。

 

 「伝えた」=「伝わった」

ではないないのです。

 

では、どうしたら、 

「伝えた」=「伝わった」に

変えることができるのでしょうか。

 

(^-^)ノ【伝えるための下ごしらえ】

 

手塚治虫は、

講演の依頼を受けると、

依頼者に、

日時、場所、テーマはもちろんのこと、

「どうやって集客するんですか?」と、

集客方法まで質問しました。

 

さらに、会場の広さを尋ねました。

その理由は、

手塚治虫は講演のとき

大きな模造紙や、黒板を使い、

必ず絵を描いていたからです。

 

もし、大きな会場であれば、

後ろの方の人にも絵が見えるように、

大きめの模造紙を用意してもらいました。

 

さらに、

お客さんの年齢層、

などを細かく尋ねました。

 

なぜなら、

年齢層により好まれるお話の内容が、

まるで変わってきます。

事前に、それがわかれば、

観衆に見合った話題を準備できるからです。

 

こうして、

 

伝えるための

下ごしらえをしていたのです。

 

手塚治虫は、

どんなことに対しても、

どうしたら、自分の思いが相手に伝わるか。

そのことを強く、心がけていたのです。

 

本を書くというのは、

自己満足のためではありません。

 

あなたのメッセージを

伝えるために書くのです。

 

決して、上から目線で、

教えるよう書き方をしないことです。

 

たまたま、いいことを先に知ったので、

同じ立場から、それを

みなさんに、伝える。

という心の姿勢が大事です。

 

いいことをおすそ分けするという、

温かい気持ち、

わたしはそんな心の姿勢が好きです。

 

 

 

(^-^)ノ【三越のライオンさん】

 

「伝える」が「伝わっていなかった」、

私のエピソードです。

 

私は、出版プロデューサーと

いう仕事もしています。

 

医師のW先生の、

本を出すことになり、

銀座のT書房さんと話を進めました。

その打ち合わせをする前日、

W先生に電話でこう伝えました。

 

「銀座三越の正面にある、

 ライオン像の前で、4時に集合しましょう」

「おかのさん、ライオンさんの前で、

 4時ですね、よくわかりました」

 

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待ち合わせ、当日。

 

とてもわかりやす目印なので、

たくさんの通行人がごった返す中でも、

すぐに会うことができました。

 

それからひと月後。

W先生の二冊目の本が、

やはり銀座にある、J出版さんから

出していただくことが決まりました。

その打ち合わせのために、

また、W先生にお電話しました。

「ライオン像の前で、

 5時に集合しましょう」

「ライオンさんの前で、

 5時ですね、よくわかりました」

 

そして、二回目の待ち合わせ日。

5時を10分ほど過ぎても、

W先生が現れません。

携帯で確かめてみました。

「W先生、私は、

ライオンの前にいますが、

先生はもういらしていますか?」

「あ、おかのさん、

私もライオンさんの前にいます、

5時前から、ずっと仲良くしています」

周りをよく見回しました、

でも、W先生の姿は見えません。

 

さらによく確かめると。

W先生、なんと、

日本橋三越のライオンさんの前にいたのです。

 

10分後、

タクシーで駆けつけて来たW先生、

「すいませ〜ん、

運転手さんが話してましたが、

ライオン間違え、

先日もあったそうです」

汗を拭きながら、

W先生、恐縮しながら

何度もあやまってくれました。

 

W先生に落ち度はありません、

あきらかに私のミスでした。

「伝えたつもり」が

伝わっていなかった」のです。

 

W先生、ムダなタクシー代、

使わせてしまってごめんなさい。

 

 

 

(^-^)ノ【「伝えた」を「伝わった」に変えるには】

 

「伝えた」から、「伝わった」と、思うのは誤解です。

 

「伝えた」と「伝わった」は、まるで別物です。

 

こちらが伝えたことを、

相手が正確に理解してくれたとき、

初めて伝わったと言えるのです。

 

ポイントは、

正確に理解してくれているかを、

確認することです。

 

電話だったら、復唱してもらうことです。

理解しているかどうか、

何か質問して確認することです。

 

メールの場合も、同じです。

きちんと、

確認メールを返信してもらうことです。

 

こうすれば、少なくとも

「言った」「言わない」トラブルはゼロになります。

 

「伝える」は、「伝えた」で、

 

 おしまいではありません。

 

「伝える」は「伝わった」ことで、

 

 初めて「伝えた」になるのです。

 

 

いかがでしょうか。

きっと、みなさんの、クリエイティブな部分が

触発されたのではないでしょうか。

 

それでは、また、お会いしましょう。

さよなら(^-^)ノさよなら(^-^)ノ

 

   おかのきんや拝